治療計画練り直し
すっかり春めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
セカンドシーズンのアライナー計28枚を21枚まで使った時点で、久しぶりに歯科アポイントがあり、行ってまいりました。
そして、最後の28枚目までたどり着くことなく、治療計画の練り直し、つまり、アライナーの作り直しが決定しました。
嗚呼・・・ゴールがさらに遠のく(涙)
理由は嚙み合わせです。
上顎と下顎の噛み合わせが依然として悪い。
シーズン2で、思ったように下顎の歯が内側に動いていない。
このまま28枚目まで続けても、計画通りにならなさそうなので、早めに立て直し&アライナーを作り直した方が良い。
という事になりました。
現在、私の歯並びは以前の右にも左にも八重歯という状態から、かなりキレイに並んだ状態になっています。歯医者さんも、そこは問題ないと思っているご様子。
しかし、肝心の噛み合わせがイマイチなのです。
以前のように、もうどこで噛んだら良いか分からない状態は脱しているものの、いま私が「ここだ!」と思う嚙み合わせでは、上顎のセンターと下顎のセンターがずれてしまっているのです。
本来であれば、上の前歯2本と下の前歯2本の間(センターライン)が上下きっちり揃って咀嚼したいものですが、噛みやすい場所を探した結果、センターラインがズレて噛んでしまっているのが現状。
これでは歯並びが良くても、意味がない。
ということで、口腔内スキャナー「iTero」が再登場し、データをとり、改めてアライナーが発注されることになりました。
新しいアライナーは3週間位で出来上がる、とのこと。
iTeroに関しては、過去のエントリーをご覧ください。
また、シーズン2では免除された顎間ゴムを再び装着することになりそうです。
顎間ゴムについては、これまた、こちらをご覧ください。
つづく。
ジェットクリーニングとは
すっかりご無沙汰しており、申し訳ございません。
気づいたら1か月以上の放置・・・
その間、特に何も主だった出来事や事件もなく、ダラダラとアライナーの枚数を重ねていました。
とは言え、年明けて予約していた定期健診があり、歯医者へ行った時のこと。
知らないうちに取れてしまっていたアタッチメントを付け直し、全体的な歯のクリーニングをしていただきました。
どうしても歯ブラシやフロスだけでは取り切れない色素沈着もあり(えぇ、私が気にせずコーヒーや赤ワインを飲んでいるせいもありますが)、プロによるクリーニングをしてもらうと何だかワントーンあがったような気がするなぁ、と出来上がりを鏡で眺めていた時、気が付いたのです。
前歯のアタッチメントと歯の間に、とても小さな赤い欠片がはさまっていることを。
微小すぎて、他人には絶対気づかれないレベルなのですが、どうしても気になったので衛生士さんに「これって、何でしょうね?」と尋ねたところ「分からないんです、いろいろやってみたのですが、取り切れなくって・・・」とのこと。
自分では唐辛子のカケラなのでは?と思っているのですが、保険適用のクリーニングでは、これが限界。
自費でよいなら「ジェットクリーニング」なるものがある、とのこと。
むむ?何ですかそれ?
ジェットクリーニングとは専用の粉(炭酸カルシウム)をジェット水流で歯に吹きかけて磨くことで、歯と歯の間の細かい部分や取りづらい茶渋などのステインをお掃除する手法。保険適用のクリーニングでは届かないような場所も、ジェットだときれいになる場合があるらしい。
私の前歯にある赤い欠片も、もしかしたらジェットクリーニングで取れるかもしれないけれど、当日はあいにく行う時間がなかったので次回へ持ち越しとなりました。
次回(2カ月後)までには、もう赤い欠片も無くなっているかもしれないけれど、一度そのジェットクリーニングを試してみたいので予約して帰宅しました。ちょっと次回が楽しみです。
つづく。
サボった週には・・・
緊急事態宣言が解除され、飲食店の営業時間も元に戻ったことから、外食の機会が一気に増えました。
と同時に、この1年半ほとんど発生していなかった「仕事での会食」がいきなり増えました。
忘年会シーズンというのもあるのかもしれませんが、夜だけでなく、ランチでも取引先との会食が一気に増えたため、必要な装着時間20時間を割る日がチラホラ。
以前ご紹介した通り、私はTrayMinder(トレイマインダー)という便利なアプリを使って、一日のアライナー装着時間を記録しているのですが・・・
12月の記録を見てみると、黄色や赤の日(装着時間が20時間を下回る日)がこんなにもありました。
20分-30分足りないような可愛いレベルな時もありますが、ひどい日なんて3-4時間、大幅に足りません、というサボりっぷり。ちなみに、赤い日(23日)の装着時間は16時間でした。
担当医からは1週間で次のアライナーに交換するように言われていますが、それも一日の装着時間がきっちりと守られての話。こんな時、私は7日間で次のアライナーに取り換えず、8日経過して交換するように勝手にしています。
つまり、毎週火曜日に交換する予定だったところ、あまり装着できなかった週は、翌週の水曜日に新しいアライナーに交換し、以降、毎水曜日に交換するよう調整しているのです。
こんな場合もTrayMinderはしっかりと対応してくれます。
- メニューから「現在の治療を調整する」を選択。
- 調整したい週の鉛筆マークを選び
-
7日から8日に変更し「後続のマウスピースを変更する」を選択
なんて痒い所に手が届くアプリなんでしょう!助かる~。
インビザラインを始めたばかりのころは、真面目に20時間をキープし、なんなら21時間・22時間を目指して頑張って着けていたのに、徐々に怠惰な自分が現れて、今となっては「このザマ」よ・・・とほほ。
しかし、コロナ禍でなければ、本当にマウスピースでの歯列矯正は難しかっただろうとしみじみ思う今日この頃。
取引先との飲食をともなう面会が頻繁にあったタイミングで、連日20時間の装着を守るのは至難の業だっただろうと想像します。コロナ禍に始めていて、本当に良かった。
つづく。
実感の薄いシーズン2
前回も書きましたが、八重歯だったりガタガタだった歯並びを大幅に動かしたシーズン1(44枚)とは違い、シーズン2(28枚)の動きは本当に地味。
あれだけモチベーションアップとなっていたシミュレーション動画も、目立った歯の移動がないので、全く効果なし。
シーズン1の時は、夜な夜なシミュレーション動画をみて「頑張るぞ」と自分を奮い立たせていましたが、今回はその動画すらもほとんど鑑賞していない日々が続いています。
新しいアライナーをはめた直後のキツい感じも今回はないので、本当にこれ効いているの?と疑いたくなるような状況。
動きが地味でも良いから改善して欲しい嚙み合わせも悪いままで、食事には相変わらず時間がかかります。
特に固めの肉なんて噛み切れず、ずーっと口の中でモグモグして、しまいには顎が疲れてしまう感じ。未だに食事を楽しむレベルにはいたっていません。
シーズン2・・・はっきり言って、つまらないです。
成果が目に見えていたシーズン1が懐かしい。
今は、ただただ辛抱のとき、なのかもしれません。
つづく。
三度、アタッチメントが外れる
ドミノピザのロゴのように新しく前歯に付いたアタッチメント。
早速、とれました(悲)。
数日間放置しておいたのですが、これが原因で前歯がうまく動かなかった・・・なんてことになったら困ると思って、歯医者さんに予約を入れて訪問(←小心者)。
念のため、他にも取れてしまったアタッチメントがないか確認したあと、前歯部分に新しいアタッチメントをON!
ものの10分で終わりました。お会計は発生せず。
こういう時、歩いて行ける距離にあるととても便利です。
そして、前回確認できなかった治療計画のシミュレーション動画を見せていただきました。矯正セカンドシーズンに突入した際、見る機会がなかったのですが、これがないとモチベーション維持できないんですよね・・・。
しかし、前回の44枚を完走したファーストシーズンに比べると、今回のセカンドシーズンは、想定どおり動かなかった歯の微調整や、嚙み合わせの改善を目的としているので、動きがほんの僅かで、シミュレーション動画も「とても地味」なんです。
以前は、「うぉぉぉ、動いている!」と誰でも分かるくらい派手な移動だったのに、今回のは、よーくよーく見ないとどの歯が動いているか分からないレベル。
正直言って、あまりワクワクもしない程度です。
当たり前なのですが、人って目に見て分かる成果がないと、頑張れない。
早くもプチ壁にぶつかっています。
つづく。
新たに28枚が追加
ようやく44枚のアライナーを終えた喜びもつかの間。
追加アライナーが出来たとのことで、再び歯科医院へ行ってまりました。
前回の診察時に「また同じような枚数が来るのでしょうか」と尋ねたところ、「いや、そんなにいかないですよ、10-20枚くらいかなぁ」とおっしゃっていたような気がしたので、28枚と聞いてちょっとガッカリ・・・。
1週間に1枚のペースで交換するので、28枚だと半年を優に超えます。
あと半年かぁ・・・
うー。
うー。
うー。
ま、仕方ない。
自分でも「まだまだだな」と思っていたので、納得がいくまでやらないと気が済まないくらいになってきました。
さて、第二章を始めるにあたり、アタッチメントの場所が変わりました。
アタッチメントとは?という方は、こちら↓
これまで付いていたアタッチメントを一旦全て除去。
外す方法は原始的で、歯をドリルのようなものでガリガリ削ります。
頭蓋骨にやや響く感じ。
約1年ぶりにアタッチメントが無くなった口内は、とてもスッキリ。開放感!
今まで、なんて沢山の凸凹したものを付けていたのかしら・・・
あぁ、無くなってサッパリ!
と思ったのも1分程。
その後すぐ新しいアタッチメントが取り付けられました。
今回のアタッチメントは下顎の歯に数が多く、上顎の前歯にはなんと1つの歯につき2か所。
え、そんなのあり?
私は勝手にアタッチメントは1つの歯に1個だと思い込んでいました。
装着後の画像がこれです。
あまり、分からないですよね。
ということで前歯2本に付いているアタッチメントの場所を記してみたところ…
なんか、見たコトあるかも。
あ。
わかった!
これだ!!
そして、私の嫌いなIPRが施されました。
歯と歯の間をやすりで削って動くスペースを作る、これまた原始的な治療です。
心の中で「あんまり削らないでぇぇぇ」と思いながら、私の歯列矯正、セカンドシーズンが幕を開けました。
つづく。
追加アライナー決定
最後のアライナーである44枚目に突入し、久しぶりに歯医者さんへ行ってまいりました。
まず、記録用として現在の状態を写真撮影。
つづいて歯茎の状態を検査&掃除をしてもらいました。
そう、先端が細い針のような器具を歯と歯茎の間にチクチク入れて深さを測る、あの検査です。
歯と歯茎の間にある溝の深さを測っているらしいのですが、経験上その数字が小さいほうが良いことは知っています。
今回、奥歯のほうで「3」という数字をたくさん聞いたので「3は良くないのでしょうか、全部1か2に近づけるようにしないといけないのでしょうか」と聞いたところ、「1から3は正常なので問題ありませんよ!」とのこと。
ちなみに、単位はミリ。4以上(つまり4ミリ以上)は要注意だそうです。
というのも、溝が深いと汚れや菌が溜まったままになりやすく、そこから炎症が起きてしまいす。しかも、見た目には分からず自覚症状もほぼ無いため、初期段階で歯周病の芽を摘む意味でも必要な検査だとか。
次にiTeroで口腔内をスキャン。(iTeroについては過去の記事をご覧ください)
こんな簡単に、かつ精巧に自分の口の中が3D画像になるとは…とスキャンした画像を見て、技術の進歩に改めて感動。
今後のステップとしては、
- 今回スキャンした画像データをもとに、もう一度、先生が治療計画をたてる
- それに合ったアライナーが追加発注される
- 海外のどこかで追加アライナーが製作され発送される
という流れを経て、私の手元に届くまで約1か月かかるそうです。
それまで私は現在使っている44番目のアライナーをずっと使い続けなければいけません。1週間の使用で十分色やにおいが気になるのに、それが1か月近くとなると良い気分はしません。こまめに洗浄して保たなければ。
ところで、私はたまたま当初予定していた最後の枚数である44枚目までたどり着きましたが、大方そこまで行かず、手前の段階でアライナーを作り変えるようです。
計画通りに歯が動かないことがあり、結果として当初用意されていたアライナーが途中で合わなくなるので、最後の枚数を使う前にプランを立て直し、追加のアライナーを作ることが往々にしてある、とか。
先生曰く私の場合は「9割がた、計画通り」とのこと。
良かった・・・無理のない治療計画を作ってくださった先生のおかげだと思っています。
つづく。