アラフィフからの歯列矯正

47歳から始めるインビザラインを使った歯列矯正のアレやコレやをご紹介します。

勇気を出して無料相談

無料相談の予約をとる際にかけた電話の印象は良好でした。
電話を取った女性スタッフが親切に対応してくれ、スムーズに予約日時を決めることができました。

そして、当日。
自宅から徒歩10分の場所にあり、何度か前を通ったこともある場所。
なのに、今までそこに歯医者さんがある事すら認識していませんでした。

受付を済ませ、診察台へ。
間もなくホームページに写真が載っていたドクターが登場し、まずは歯の状態を目視で診断。

「見た感じ、対応できます。歯は一生動くと言われているので、年齢によって動くスピードは変わってくる事もありますが、私のところでは最高80代の女性患者さんも矯正されたことがあります。あなたの場合は、おそらく治療期間は1年半くらい」とのコメント。

そう、実は、受付の壁にいくつも矯正のビフォーアフター写真が貼られていて、その中に80代の方の写真が含まれていたことを私は見逃しませんでした。
正直40代でもギリギリアウト?と思っていた私にとっては驚きの年齢。
そして、なんという心強いコメント。
何よりも80代で矯正をした患者さんに、心の中で敬礼、です。

その後、ドクターが一通りマウスピース矯正についての説明をしてくれました。
特に詳しくヒヤリングされた印象が残っているのが「今回、どうして矯正を始めようかと思ったのか」。

私は、
これまでも行いたかったが、時間・気持ちに余裕がなかったこと、
健康な歯を抜くことに抵抗があったこと、
周りの友人が金属ワイヤーに四苦八苦していたこと、
ワイヤー矯正は歯磨きが大変そうで自分には対応できそうもないこと、
コロナ禍で仕事の行い方に変化がうまれ、長時間装着が可能になったこと、
などを伝えました。

いま思えば、
保険が適用されず高額な治療費がかかる歯科矯正。
加えて、長期間にわたってやり続けることが求められる歯科矯正。
あなたの本気度はどの程度?」を歯医者さん側も見極めたかったのかと思う質問でした。

続いて、院内に勤めるスタッフの方がドクターに代わって登場。
ちょうどインビザラインを使った矯正を1年強やっているので、その実体験をもとに詳しい説明をしてくれました。


そこで分かったのは

  • 一日の装着時間は最低20時間
    (食事中は装着できないので、飲食している時間を除いた時間すべてオン。もちろん寝ている間も)
  • マウスピースを付けている間、飲んで良いのは水のみ
    (着色する恐れがあるのでコーヒーやお茶など色が付いたものはダメ、虫歯になる恐れがあるので糖分が入っている飲み物はミルクでさえもダメ)
  • 徐々に歯を動かしていくので、1-2週間ごとに新しいマウスピースに切り替える
  • 治療が完了しても、マウスピースを2年ほど着用する。装着時間も18時間と治療期間とほぼ変わらない
    (せっかく歯並びがキレイになっても、元の位置に戻ろうとする力が働くため、それを防ぐためにもリテーナーを装着し続ける必要がある)

ということでした。

cafe latte

私の好きなコーヒー、紅茶、日本茶が・・・飲めない訳ではないが、いつでも飲める訳ではなさそうだ。むむむ。
好き放題していた間食も簡単には出来なさそうだ。むむむ。

最後に、治療を始めるのであれば、今後の流れや費用などを明確に説明してもらい無料相談は終了しました。ざっと1時間弱、といったところ。
ホームページに記載されていた通り、次の予約を無理強いされる事もなく終わりました。

私は「一度考えて、始めるようでしたら再度アポイントを取るためにご連絡します」と伝え帰宅しました。

つづく。