アラフィフからの歯列矯正

47歳から始めるインビザラインを使った歯列矯正のアレやコレやをご紹介します。

初めてのアライナー装着

「アライナーが出来上がりました、取り外しの説明をしたいので来院ください」との連絡が11月25日にありました。
11月中にはアライナーという透明なマウスピースを付け始めることになる、とおっしゃっていたので予定通りです。

2日後に予約を取り、少しドキドキしながら歯科を訪問。
初めて自分の歯型に合わせたアライナーを見た感想は・・・「うーん、見事にガッタガタやね」

Invisalign first tray

・1週間に一度、新しいアライナーに切り替える。
・毎回新しいアライナーに交換する際は、寝る前に行う。
・過去3回分のアライナーは、捨てないで手元に保管しておく。
・毎日最低20時間は装着する。
・取り外す回数もなるべく少くするように。
・アライナーも歯ブラシで掃除する。
など、一通り取り扱い上の注意事項をレクチャーしていただき、いざ装着の練習です。

まず、上の歯用のアライナーから。
前歯を合わせてから奥の方の歯にも合わせ、ぐぐっと押し付けると、あら不思議。ぴったりとフィットします。下の歯も同様です。フィット感はかなり感じられるものの、そこまでの違和感はありません

上下ともに装着したら、Chewie(チューウィ)と呼ばれる耳栓のような円筒形のゴムの塊を何回かカミカミすることでよりフィットさせます。これで装着完了。

会話もいつも通りできます。かみ合わせとしては、上下の歯がお互い直接当たらない感覚に少し違和感を覚えます。が、ツルツルとしたアライナーに舌があたるので、それはむしろ自分の歯よりも触り心地がよい感じ。

次に取り外しの練習です。
まず、上のアライナーの内側一番奥の部分に爪をひっかけアライナーをずらします。反対側も同様に奥歯の部分からアライナーを外して、最終的には両手で外す要領。下のアライナーも同様にして取り外すと、なんとも言えない解放感です。

これからは一日20時間の装着が求められるということは、今後アライナーはほぼ私の体の一部になるという事。ならば早く慣れてしまいたい、そう思いました。

歯科医に届いた44回分のアライナーのうち、44分の1、つまり初回分のアライナーは矯正が目的ではなく、装着になれるためのものだそうです。ちなみに、アライナーの枚数は人によって違うとか。

本格的なアライナーを開始するのは一週間後から。会計で残金の約40万円をカードで支払い、もう後戻りできないことを自分に言い聞かせ、翌週に再度歯科医院の予約をしました。
こうしてアライナー装着の日々が始まったのです。

つづく。