アラフィフからの歯列矯正

47歳から始めるインビザラインを使った歯列矯正のアレやコレやをご紹介します。

似て非なるもの

日々の歯科矯正ライフで不可欠なもの
それは、精巧なピンセットです。

私の矯正プランでは、リンガルボタンという金属製のフックが上顎の右奥と左奥両方の歯に取り付けられており、それらと下顎につけるアライナーの切込み部分を極小の輪ゴムでつなげることによって、より強い力で歯を動かす仕組みになっています。

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こんな感じ、黄色の輪っかが輪ゴムだとイメージしてください

この輪ゴムは直径5mmくらいで非常に小さく、不器用な私には自分の手で付けることが出来ません。そこで歯科医でお借りしたピンセットを毎回つかって輪ゴムを取り付けています。

ピンセットは1本だけお借りしたのですが、これを外出用の歯ブラシセットに入れると、万が一、失くしたり、破損したときに困る・・・と思って、同じようなピンセットを東急ハンズで買ってみました
これで、外出先も輪ゴムの装着が出来るなら、外食もしやすくなる、と淡い期待を抱いて。


が、これが全く似て非なるもの、だったんです。

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奥が歯科医でお借りしている業務用

ぱっと見、ハンズで買ったピンセットも同じように先端に角度が付いていて、ものをはさみやすいようにギザギザが入っていたので「これで良いかも?」と思って購入しました。

しかし、使ってみると全然違う(驚)!

そもそも輪ゴムを上顎のアタッチメントに引っ掛けつつ、下顎のアライナーの切込み部分まで「ぐいーっ」と引き延ばすと、その力に耐えられないのか、グリップが甘いのか、パチーンとピンセット先端から輪ゴムが放たれてしまうのです。

何回やっても結果は同じ。
外出先のトイレで、とても四苦八苦する事になりました(汗)

そこで、よーく先端を見てみると・・・

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プロ仕様(奥)は先端がより細く、ものを挟む力も強い

先端の形状がかなり違うではないか!

こ、これがプロ用と一般用の違いなのか・・・


そこで、このプロ用をネットで買えないか調べてみているのですが、一向に見つかりません。やはり次回の検診時に、もう一本お借りすることが出来ないか聞いてみようか、いやいや、それは図々しいお願いなのか。

もうちょっと一般用を使ってみて、コツがつかめないか精進してみます。

 

つづく。