再度、エナメル質を削る
先日、約2か月ぶりにお世話になっている歯科医へ行ってまいりました。
インビザライン用のアタッチメントが歯の表面に沢山付いているため、その周りに出来てしまった汚れのクリーニングも兼ねての定期検診です。
ちなみに、人によっては、アライナーを外している時でも、歯が汚れやすい(色素沈着しやすい)からと言ってコーヒー、紅茶、緑茶や赤ワインを飲まないよう努力している人がいますが、私はガンガン飲んでいます。
すでに間食を我慢しているので、せめてアライナーを外しているフリーダムな時間くらい、自分の好きなものを飲んだり食べたりしたいじゃないですか(笑)
で、話を定期検診に戻します。
一通りクリーニングが終了したところで、院長先生が登場。
アライナーの装着具合を確認。下顎のアライナーをググッと押してみて「いいですね」。上顎のアライナーもググッと押して「いいですね、いいですね」。
そして次に言ったのは、「じゃIPR」。
ええええぇぇーーーー。
IPRとは、以前のエントリーでもご紹介しましたが、interproximal reductionの略で、隣接間(interproximal)を減らす(reduction)、つまり、エナメル層を削って歯と歯の間に隙間を作ることです。
前回IPRを行った際、歯茎まで削られた気がして(気のせいではないが・・・)その後数日ヒリヒリしてい痛かったし、何よりも健康な歯を削ることに抵抗があったので1回で終わるといいなぁ、と思っていたところに、まさかの2回目・・・(沈)
うすーい金属製のやすりのようなもので、爪をファイリングするかのごとく、歯と歯の間をガリガリやって削る古典的かつマニュアルな方法です。
仕方ないけれど、嫌だなぁ・・・と口を開けながらぼんやりしている所へ、追い打ちが。
「いまある奥のほうの銀歯になっている部分ですが、一度外してプラスチックのものに置き換えさせてください。ここにも隙間を作りたいので、歯を全部動かしきった後、最後にまた適切な形やサイズで戻したいので。問題ないでしょうか」
「・・・あ、はい」
今日は簡単な定期検診だ、と勝手に妄想していましたが、思いもよらず、麻酔→銀歯除去、プラスチックの詰め物に交換、という作業となりました。
一応「問題ないか」聞かれたので、「あの・・・問題ある場合って、どんなケースなんでしょうか」ってお尋ねすると「麻酔をするので、あと2時間くらいはお食事を摂れないんですよ、いま12時半ですけど、まだお昼ごはん食べていないですよね。ちょっと遅くなってしまうので大丈夫かな、と思って」
なるほど、私のランチ時間を気にしていただいていたとは・・・
という訳で、単なるクリーニングで終わらず、麻酔まで行った定期検診となりました。
つづく。