アラフィフからの歯列矯正

47歳から始めるインビザラインを使った歯列矯正のアレやコレやをご紹介します。

エナメル質を削る

 一月下旬にアタッチメントが取れて依頼、約2か月ぶりに歯医者さんへ行ってまいりました。

16枚目までたどり着いた現時点での状況は「予定通りに動いている」ということで一安心。
毎週新しいアライナーに交換した3-4日後には、あまり締め付けが感じられない事が多いので、一体これは自分の歯が動いているのか、それとも、アライナーが緩んでいるか確信が持てなかったんですよね。

これまでのアライナーは、主に奥の2-3本の歯をさらに奥へ動かすことが目的でした。結果として、上も下も奥から数本それぞれの間にしっかりとした隙間ができました。

これからは、ようやく前の方の歯を動かす段階に入るそうです。

とは言ってもまだ、2か月後ぐらいあとの話ですが、23枚目くらいから上顎左側の引っ込んでいる歯を前へ移動。
そして、30枚目くらいからは右側にある、同じように引っ込んでいる歯を前に移動します。
この移動中は、上下の歯の嚙み合わせが非常に悪くなるため、モノを食べづらい期間が続くそうです。

「きっと、あまりにも噛みづらいので驚かれると思います

とのこと。

わかりました・・・予め言っていただいて、ありがとうございます。ショックが和らぎます。

その後、IPRと呼ばれる作業に入りました。

IPRとは、interproximal reductionの略で、隣接間(interproximal)を減らす(reduction)、つまり、エナメル層を削って歯と歯の間に隙間を作ることです。

Crowned Tooth

これ、インビザラインを始める際、最も懸念したことの一つでした。健康な歯を削ってしまうなんて本当に大丈夫なのか、と思いました。

しかしエナメル層は1.5~2.0mmあり、私の場合、削るのは0.2~0.3mm。削ることで染みたりすることも無さそうだと分かり、踏み切ることにしました。

 

最初に奥に位置する歯をいつもの先生が通常の器具(虫歯治療に使うようなもの?)で削りました。奥歯には過去の不摂生で虫歯になり治療した銀歯があったので、それもゴリゴリと削ります(痛みはありません)。

そして、問題だったのは、次に「初めまして」と登場した歯科衛生士さんが行った前のほうの隙間づくり。機械ではなく、マニュアルで薄いやすりをフロスのように動かし削ったのですが、その際、明らかに歯茎にまでやすりが当たっていて、これが痛かったです(涙)

その日の夜、歯磨きしたていたら出血しましたもん。
必要な作業だと分かりつつ、二度目はない事を願いました。

つづく。