アラフィフからの歯列矯正

47歳から始めるインビザラインを使った歯列矯正のアレやコレやをご紹介します。

フロス商品比較

歯列矯正をしていても、していなくても、歯ブラシだけでは落とせない歯間汚れをお掃除するのに便利なフロス

沢山のメーカーから、いろいろな種類が販売されており、正直どれが自分にとって使いやすいのか分からない!

ということで、今日は、そんなフロスを7種類使ってみて比較してみました。

早速左から時計回りにご紹介していきます。

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  1. オーラルB Glide コンフォートプラス
    43.7ヤード(40メートル)、価格・生産地ともに不明

    知人から米国土産でもらったもの。幅広く、薄いリボンのような形状で、他のフロスに比べるとやや厚みがあり頑丈な印象。また、リボンの表面がなめらかなので歯間に入りやすく、しっかりと掃除ができる。

    面積がある分、指に強く巻き付けて強く引っ張っても痛くない。甘いミントの香り、フレーバーもしっかり感じられる。

     

  2. ジーシー ルシェロ フロス(ミントワックス付き)
    30m、東急ハンズにて325円(税込)、中国製

    きしめん状だが、最初のオーラルBコンフォートプラスに比べると半分以下の幅、つまり細い。しかし使ってみるとフロスの表面がやや毛羽立つことで、歯間の汚れをきれいに落としてくれる効果がある。ミントの香りはするが、フレーバーは弱め

    パッケージによると、一般的なフロスの断面は円形だが、これは「くさび状のエッジ」が断面になるので、プラークをかき取りやすい、とのこと。

    容器はコンパクト、かつ色のバリエーションがあり、持ち歩きに便利。

  3. オーラルB サテンフロス(ミント)
    50メートル、価格・生産地ともに不明

    旅行先のシンガポールで数年前に購入。当時、1番目のフロスが気に入っていたため、同じものかと思って購入したが、かなり違う商品だった。

    きしめん状のフロスではあるが、幅は1番目のフロスの半分(2番目よりはやや幅広)。際立った特徴は、今回比較したなかで最も薄いこと。使用中に膨らんだり、毛羽だったりしなく、表面も滑らかなので、挟まった大きめの食べ物を取り除くことに不向き。しかし、薄いので歯と歯の隙間が狭い人には良いと思う。

  4. イオン株式会社 デント イーフロス
    40メートル、東急ハンズにて418円(税込)、マレーシア製

    唾液でスポンジ状に膨らみ、歯間のプラークをより除去してくれる効果あり。ミントの香りは十分に感じられ、フレーバーも強い。

    糸全体に張り・コシが感じられ、1番や3番に比べると平麺感が少ない。

    確かに使っているうちに水分を含んでやや膨らみ、直径は1.5倍ほどになるが、すぐ膨らむわけではなく、フロスをやり終わったころに膨らんでいるのでいまいち膨らんだ効果が感じられない。

  5. REACHデンタルフロス(ミントフレーバー、ワックス付)
    55ヤード(50.2メートル)、価格不明、カナダ製

    米国在住の知人がお土産で持ってきたフロス。パッケージにはJohnson & Johnsonと書いてあるものの、5-6年前にJ&Jは米国でREACHブランドをやめて、リステリンブランドに変更しているようだ(知らなかった!)。
    さらに、ほぼ同時期に、REACHのアジア販売権を韓国のLGグループが取得したため、いま日本で販売されているREACHのフロスは傘下企業である銀座ステファニー株式会社によって発売されている。

    前置きが長くなりましたが、フロス自体は、手にとった時、表面が最もザラザラしていて、僅かながら皮膚にくっつく印象を受ける。歯間に詰まった食べ物などのかき出し具合も優れている印象。

    容器が透明でないので、フロスの残り具合が分からないのが難点。また、他の商品に比べてパッケージがコンパクトでないので、持ち歩きにややかさばる。
    ミントの香り・味ともにしっかりめ。

  6. イオン株式会社 クリニカアドバンテージ スポンジフロス
    40m、ココカラファインにて437円、マレーシア製

    いまさらだけれど、これ・・・4番のイーフロスと同じ商品なのでは?(笑)
    両方ともメーカーはライオン、そしてマレーシア製、さらにパッケージに形状も全く同じで貼ってあるブランドのシールが違うだけ。「ふくらむスポンジフロス」という説明も一緒です。

    おそらくクリニカが一般市場用のネーミングで、デントというのが歯科用のブランドなのかも。きっと、そうに違いない。ミントの香りやフレーバーの強さも4番と一緒。水分を含んで膨張する様子も4番と同じ。

  7. マツキヨ デンタルフロス
    50m、ココカラファインにて306円(税込)、中国製

    マツキヨから出ているPBでフロスがあるなんて!ワックス付き、ミントフレーバーかつキシリトール配合でコスパは秀逸。唾液に触れるとスポンジ状に膨らむことで歯垢を効果的に除去するという謳い文句はライオン製の4番&6番と同じ。ただ、糸は4番、6番に比べると張りはなく、もっとしなやか。ミントの香りはするが、フレーバーは弱め。

     そして、水分を含んだ時の膨張具合が4番&6番に比べると格段に顕著。もわっ、と膨らむので、歯の表面にアタッチメントやボタンが付いている私にとっては、いろいろ引っかかって使いづらい状態に。

最後に、それぞれの幅が分かるように並べてみました↓

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分かりづらっ!(笑)

 

一言にフロスと言っても、プラスティックの柄にフロスが付いたホルダータイプと、自分の指に巻き付けて使う糸巻きタイプがありますが、今回は私が使い慣れている糸巻きタイプのうち、家にあったもの、そして近所で購入した7点をレビューしました。


最終的に、いまの自分に向いていると思ったのは、1番、2番、そして5番でした。というのも、膨張タイプはアタッチメントやボタンに引っかかりやすく扱いづらい状況だからです。アタッチメントが無くなったあかつきには、膨らむタイプの良さをより理解できるのかな、と思っています。

 

つづく。