2枚目と25枚目のアライナーを比較してみた
折り返し地点を迎え、数日後には25枚目のアライナーに交換するタイミングとなりました。これまで頑張って装着してきたアライナー達は、捨てずに一応全て手元に保管してあるので、2枚目と25枚目を並べて比較してみました。
ちなみに、交換した後のアライナーを全部取っておく必要はなく、過去2-3回くらいを持っておけば良いのですが、なんとなく愛着というか・・・捨てる勇気も起きず、私は初回から全て保管してあります。
また、歯医者さんによって異なるようですが、私の場合は定期的に健診に行くたびに、向こう10枚くらいのアライナーを受け取る仕組みとなっているので、今のところ最後のアライナーである44枚目は手元になく、25枚目がもっとも進んだ段階のアライナーです。
ちなみに、今回なぜ2枚目との比較か、というと、1枚目はただ単にアライナーに慣れるためのものであり、アタッチメントも付いていないので、歯を動かすための効果を目的として装着したアライナーは実質2枚目だからです。
ということで早速、画像を見てみましょう!
むむむ・・・?
よよよ・・・?
大して変わっていない?!(笑)
私はもっと目に見えて「おぉ、だいぶ並びがすっきりしたね!」って思うくらいの変化を期待していたのですが、これでは楽天市場の難しすぎる間違い探しと同じレベル。
ぱっと見、分からなくないですか?
よーく見ると、上顎の奥の方の歯が若干ガタガタだったのが、少しだけ揃って並んだかもしれない・・・。
さらに目を皿のように凝らして見ると、下顎の前歯のほうが少しスッキリ収まっているようにも見える・・・。
だいぶ贔屓目で見ても、ビフォーアフターの差が微小。
25枚目でこの状態ですが、44枚目に向けてここからグググイっと大きな変化がもたらされるのか、こうご期待!
つづく。
顎間ゴムやチューイーは有料?無料?
アライナー22枚目に突入し、折り返し地点を迎えました。
こんにちは。三度目の緊急事態宣言でも、あまり生活が変わらないインビザライナーです。
44枚の22枚目を付け始めたので、自分では遂に半分の枚数を終えた~!と喜んでいるのですが、いち早くインビザラインの歯列矯正を始めた先輩方から聞くところによると「当初の予定の枚数で終わる人はほとんど居ない」そうです。
あと1-2枚で終わる、というタイミングでもう一度見直しが入り「嚙み合わせをもう少し良くしたいので、あと20枚やりましょう」というケースがザラだとか。
そして、追加のアライナーが出来上がるまでの1か月、同じアライナーを使い続けることになり、それはそれは不快なんだとか。
自分もおそらく同じパターンなんだろう、と心の準備をしているのですが、結局そうなると今年中に歯列矯正が終わるのか怪しくなってきました。道のりは長い・・・
ところで、今日は予定していなかったものの歯医者さんに行ってきました。
目的は顎間ゴムがなくなったので、一袋いただきに行ったのです。
この顎間ゴムやチューイーなど、インビザラインで必要不可欠なアイテムを私が通っている歯医者さんは無料で提供してくださるのですが、場所によっては・・・というか、歯医者さんによっては無料ではないと最近気づいたことがありました。
それは、インビザ仲間と一緒に食事をして、仲良くトイレで歯磨きをしていた時。友人の使っていたチューイーが既に原型をとどめていないくらいボロボロに破れていたのです。
「ど、どうしたの、そのチューイー。変わり果てた姿になっているけれど」
「そうなんです、もうボロボロなんです」
「え、新しいのもらえば良いじゃない」
「私の通っている歯医者、有料なんですよ。300円くらいだったかな、だからギリギリまで使っているんです」
「えっ、有料?私の所、古くなったって言ったら新しいのくれるけれど」
「そうなんですか、今度私の分ももらってきてください!」
・・・みたいなやり取りがありました。
ちなみに、友人はギリギリまで使っているって言っていたけれど、どうみてもギリギリではなく余裕でアウトな状態でした。あのチューイー使う意味あるのかな?(笑)
つづく。
偏愛する歯磨き粉
私が歯のケアに目覚めたきっかけとなったのは、職場近くの歯医者さんだった事は、以前のエントリーで紹介しました。
その際、生まれて初めて歯磨きの意味や方法を懇切丁寧に教えてくれたのが、その歯医者さんでした。
歯ブラシの選び方、持ち方、歯へのあて方と同時に紹介してくれた歯磨き粉。それがライオン歯科材のチェックアップスタンダード。
以来、ずっと浮気せずに使い続けています。
あの日から早10年近く経ちますが、一度も虫歯になっていません。
歯磨きのしかたが改善したせいでもありますが、実はこの歯磨き粉のせいなのでは?と密かに思っています。
歯科医でも買えますが、Amazonやハンズ、ロフト等でも取り扱っています。
特に気に入っているのが、この口の形状!
ソフトペーストがスッキリと出てきて、周りに付着しません。
通常の歯磨き粉ではあるあるの、キャップや取出し口にペーストが付いて、乾いて、ガビガビになったりしないのです。これは優れモノです。
もちろんペーストの品質も素晴らしく、1450ppmの高濃度フッ素が含まれています。
数年前にリニューアルした際、フッ素の数値が950ppmから現在の1450ppmに上がりました。
素人の私は「なんか数値のケタが増えているかも」くらいにしか思いませんでしたが、業界では濃度の高さに衝撃が走ったとか。
先日、歯列矯正でお世話になっている歯科医院の衛生士さんと話していたら、この歯磨き粉を使った後は、本当に少量の水で口をすすぐことが鉄則と聞きました。
その量、なんと大さじ一杯!
びっくりです。
大さじ一杯って15ccですよ。
ほーんとに、本当に少量です。
そんな事、どこにも書いてないじゃん!って思ったら…まぁ…一応、書いてあった…
でも「少量」って、人によって解釈が違うのではないかい?
出来れば大さじ1(15cc)が目安って明記してほしいなぁ…
NHKの番組「ガッテン!」によると、スウェーデンでは、この歯磨き粉に含まれるフッ素を洗い流さないようにするため、歯磨きした後は水でゆすがないよう指導されている、とのこと。
なるほど、なるほど。せっかくのフッ素を口内にとどめておくのが重要なんですね。
そして、何故フッ素が重要かというと、歯の再石灰化を促進するから&歯を酸から守り溶けにくくするから、だそうです。
つづく。
八重歯に圧
前回「軽い歯周病」と言われた部分は、一進一退が続いている今日このごろ。
こんにちは。アライナー19枚目に突入いたしました。
歯茎が腫れて歯石がたまっていた(ショック・・・)箇所には、食事をする度に、前回、ありとあらゆるものが引っかかるようになりました。
えぇ、それはもう、びっくりするようなサイズのものが、です。
他の歯間に比べて、明らかに溜まりやすいのです。
そこだけ歯周ポケットが相当深いのか、歯の形状に問題があるのか・・・ワカラナイ。
そして、特に鶏肉、豚肉、牛肉がそのラビリンスに迷い込むと、まぁまぁ違和感があり、歯茎に軽い痛みも感じます。
これが結構不快で、食事をしていても味を楽しむことが出来ないのが目下の悩みです。
けれど、今出来ることは、アライナーを装着する前に、とにかく念入りにお掃除をすること。
これまで以上に気を配り、時間をかけ、2種類のフロスと歯間ブラシを駆使して食べかすを撲滅しています。
前回、当該箇所に痛みを覚えた時は、少し腫れていたこともあり、しっかりとフロスをすると歯茎から出血をしていました。
しかし、ここで怯んではいけない。多少痛くても、晴れていても、出血しようと、歯茎をしっかりと鍛えないと、と踏ん張り、フロスを入念にすることで、ここ数日はおさまってきました。
これがインビザラインによって引き起こされたものなのかは不明ですが、前を向いて進まなければいけない、と信じて手入れをする毎日です。
19枚目のアライナーを付けて、最初に思ったことは、これまでに感じなかった場所で圧を感じる!ということ。
今までは奥の方の歯を動かしていたマウスピースが、今回初めて八重歯部分に働きかけているような力を感じます。
そしてチューイーを噛み噛みすると、その圧は倍増。 軽い、じんわりした痛みを覚えます。次に動かしたいのは、ここの歯なの?とアライナーに問う毎日です。
つづく。
歯茎が腫れている(怖)
すっかり春めいた陽気となり、アライナーも17枚目に突入しました。
先週、歯と歯の隙間を確保するため、エナメルを削った際に歯医者に行ってから・・・どうも左下の奥の歯茎に違和感をおぼえはじめました。
軽く歯茎が腫れているような気がします。
フロスする際、その部分の歯茎に当たると少し痛いです。
その部分だけフロスの糸がささくれて出てきます。
フロスの沈み方も、他の部分と違って深く入り込む気がします。
ちゃんと歯ブラシしてからフロスしているのに、いろんな食べ物の欠片が出てくる、出てくる・・・
何かが、おかしいです。
きょっとして・・・これは、虫歯?!
手入れの仕方が悪くて、ついに虫歯になってしまったのでしょうか。
どうしよう・・・どうしよう・・・
1日経っても状態が変わらないので、慌てて歯科医に電話しました。事情を説明すると「あー、そうですかぁー、一度見せてもらって良いですか?」
もちろんですとも、っていうか、絶対診てください。
ということで、前回訪問してから一週間も経たないうちに、また歯科医を訪れました。
こういったことがあるから、歯列矯正をする際、通いやすい場所にある歯医者さんを選んだ方が良いんだろうな・・・と妙に自分の選択に納得しながら、行ってまいりました。
虫歯だったら、困る・・・とビクビクしながら診察へ。
現れた歯科衛生士のお姉さんに、一通り状況を説明しました。
歯茎の腫れは、奥から2番目の歯に違い部分。
しかし、フロスがささくれるのは、奥から3番目の歯の側面をこすった時。
数日前はフロスした際、歯茎から出血しました。などなど。
すると、お姉さんが見るやいなや、「歯茎の奥のほうに歯石がたまっていて、腫れているようです。かなり軽い歯周病です」「虫歯ではないですね」
し・・・歯周病?
な、なんだぁ~、良かったぁ(涙)
「今日はその歯石を取るので、痛かったら言ってください。人によって痛さが異なるようなので無理はしないでくださいね」と言って、こんなような器具(↓)を使って、ガーリガリ、ゴーリゴリしてくれました。
正直言って、まぁまぁ痛かったです(泣)
でも、そんな事よりも、早くその歯石取っちゃってください!という思いのほうが強く、耐えることができました。
今後は、これまで通りのケアをしていれば、自然と腫れはひいていくとのこと。
結果として、現在私が行っている歯ブラシ、フロスの手入れはきちんと出来ているので問題なし。ただ、場合によってフロスをすることで歯周ポケットに食べ物のカスを押し込んでしまう場合もあるので、歯間ブラシを使うこともオススメされました。
最もブラシが細いタイプの歯間ブラシを1本くださり、使い方もレクチャーしてくれました。これで私の歯磨きタイムがレベルアップすること間違いなし(祝)。
最後に歯科衛生士のお姉さんが「歯周病って、痛みもそれぞれなので、なっても気づかない人が多いんです。それなのに、ご自身で適格に症状を見極めていらして、素晴らしいと思いました。歯科衛生士にスカウトしたいぐらい」と褒めて(?)くださいました。
お姉さん、ありがとうございます(涙)。若いころに散々虫歯を作ってしまった私ですが、これ以上増やさないよう、今後も頑張る所存です。
つづく。
エナメル質を削る
一月下旬にアタッチメントが取れて依頼、約2か月ぶりに歯医者さんへ行ってまいりました。
16枚目までたどり着いた現時点での状況は「予定通りに動いている」ということで一安心。
毎週新しいアライナーに交換した3-4日後には、あまり締め付けが感じられない事が多いので、一体これは自分の歯が動いているのか、それとも、アライナーが緩んでいるか確信が持てなかったんですよね。
これまでのアライナーは、主に奥の2-3本の歯をさらに奥へ動かすことが目的でした。結果として、上も下も奥から数本それぞれの間にしっかりとした隙間ができました。
これからは、ようやく前の方の歯を動かす段階に入るそうです。
とは言ってもまだ、2か月後ぐらいあとの話ですが、23枚目くらいから上顎左側の引っ込んでいる歯を前へ移動。
そして、30枚目くらいからは右側にある、同じように引っ込んでいる歯を前に移動します。
この移動中は、上下の歯の嚙み合わせが非常に悪くなるため、モノを食べづらい期間が続くそうです。
「きっと、あまりにも噛みづらいので驚かれると思います」
とのこと。
わかりました・・・予め言っていただいて、ありがとうございます。ショックが和らぎます。
その後、IPRと呼ばれる作業に入りました。
IPRとは、interproximal reductionの略で、隣接間(interproximal)を減らす(reduction)、つまり、エナメル層を削って歯と歯の間に隙間を作ることです。
これ、インビザラインを始める際、最も懸念したことの一つでした。健康な歯を削ってしまうなんて本当に大丈夫なのか、と思いました。
しかしエナメル層は1.5~2.0mmあり、私の場合、削るのは0.2~0.3mm。削ることで染みたりすることも無さそうだと分かり、踏み切ることにしました。
最初に奥に位置する歯をいつもの先生が通常の器具(虫歯治療に使うようなもの?)で削りました。奥歯には過去の不摂生で虫歯になり治療した銀歯があったので、それもゴリゴリと削ります(痛みはありません)。
そして、問題だったのは、次に「初めまして」と登場した歯科衛生士さんが行った前のほうの隙間づくり。機械ではなく、マニュアルで薄いやすりをフロスのように動かし削ったのですが、その際、明らかに歯茎にまでやすりが当たっていて、これが痛かったです(涙)
その日の夜、歯磨きしたていたら出血しましたもん。
必要な作業だと分かりつつ、二度目はない事を願いました。
つづく。
アライナーしながら管楽器
インビザラインを始める際、あまり深く考えずに始めた私が悪いのですが・・・
趣味と言っても、実に不真面目な生徒でして、月に2回ほどレッスンに通ってはいるものの、自宅での練習といえば週に一度吹くくらい。
しかも、慌てて前日に30分~1時間程吹くレベル(先生ごめんなさい)。
歯列矯正を始めてまもなく、なるべく装着時間を長くしたいと思った私は、アライナーだけでなく顎間ゴムまで装着しながら吹いてみたことがあります。
これが最高にキツかった!
もともと軟弱ですぐ口周りの筋肉が疲れてしまう私でしたが、この「アライナー&顎間ゴム」という条件下で吹くと、さらにアゴやら口の筋肉が疲れ、30分吹くのもやっとでした。
どこにどんな力学が作用しているのか見当がつきませんが、今までにない場所の筋肉が痛み、とても現実的ではなかったのです。
しかし、ある日、顎間ゴムを外してアライナーだけで試みると、どうにか吹けるレベルであることを発見。
それ以来、20時間の装着時間を確保するために、レッスン中すらマウスピースを付けて吹いています。
ある日のレッスンでも、アライナーONで臨んでみましたが、コロナ禍で先生と自分の間に透明なパーティションが設置されているため、どうやら気づいておられないご様子でした。
本来であれば、オーボエはとても繊細な楽器・・・
わずかな気温・湿度の変化やリードの劣化、厚みの変化などで吹きやすさや音質が変わってしまいます。
なので上級者やプロの方であれば、口の中にアライナーを2枚も装着していることで、奏でる音に何かしら違いが出てくるかと思うのですが・・・
私レベルじゃ、どうやら関係ないみたい!?(笑)
ということで、今日も20時間の装着を叶えるべく、アライナーONでオーボエを吹くのでした。
つづく。